【総務FM塾】No8  知識資産マネジメント

企業活動において情報力格差は、企業競争力の優劣に影響を与えます。
知識経済社会において、高品質情報を如何に企業価値創造に使う基盤と仕組みを創りあげるかが、企業にとって重要課題のひとつです。

ネットワーク社会では玉石混交の情報が溢れており、低品質で信頼の出来ない物も多く、また、無機質で単なるデータにしか過ぎないものもあります。

高品質情報収集の仕組みとフィルタリング手法を構築し、それらを、組織知としてストック資産化し「知識資産」としてマネジメントしてゆく事が大切です。

私は、情報資産の管理、更には、知識資産マネジメントに関しては、文書管理(従来は保存保管的な業務を意味していましたが) を担う総務部門の業務と考えています。
もちろん、ITを活用した管理手法は情報システム部門との連携が不可欠です。

例えば、ナレッジワーカーが、価値創造活動で必要とされる情報を、直ちに引出す事が出来る仕掛け創りには、最先端のAI検索エンジンが必要となります。

世の中のベンチャー技術の潮流にアンテナを向け、最先端の情報・知識資産マネジメントツールをIT部門と連携して検証する事も必要です。

また、社内の個人知を組織知に変換させる仕掛け創りも重要です。
コーポレートポータルの戦略的な活用や、社内SNSの導入と有効利用、そして、粘り強く地道な社員啓蒙活動(これが一番大変ですが大切です)を続け意識改革を進める事です。

社内知識資産の一元管理・運用の工夫により、組織知活性化の基盤構築を創りあげれば
企業の知的生産性は格段に向上するはずです。

総務部門は、これらの時代「知識資産マネジメント」にも深く関与してゆくべきと考えています。